2021年のYouTube界をいちばん盛り上げたといっても過言ではないコムドット。
コムドットとは、” 地元ノリを全国へ ” というコンセプトを掲げ、幼馴染のメンバーと放課後の延長線を発信し、若い世代を中心に人気を集めている5人組YouTuberです。
コムドットは2021年に、YouTube界で異例となる1年間でチャンネル登録者数を250万人増やしています。
彼らが爆発的に人気になったのはなぜでしょうか?
今回は、コムドットの結成から人気の理由、現在の活動を紹介します。
プロフィール
メンバー | やまと、ゆうた、ゆうま、ひゅうが、あむぎり |
チャンネル登録者数 | 384万人 |
チャンネル開設 | 2018年10月4日 |
現在、コムドットはやまとを社長とした自分たちの会社に所属しており、マネージャーの他に、編集作業などをしている裏方も数名います。
個人の家とは別に、撮影・作業部屋があり、基本的にコムドットはそこを事務所にしています。
以前は、やまとの借りていた部屋を事務所としていましたが、最近新居へ引っ越しています。
トイレとお風呂が2つあったり、裏方が寝泊まりできるくらいの部屋数があったりと、すごく豪華な家であることが分かりますね。
“コムドット”結成経緯
コムドットの始まりは、やまととゆうたの2人からです。
まず、やまとがゆうたを誘い、ゆうたは即答でオッケーします。
ゆうたはその当時のことを「不安も迷いも一切なかった、友達と仕事ができるなら絶対楽しいと思った」と話しています。
“コムドット”の由来は、「みんなに覚えてもらいやすいように馴染みのある“.com”を反対にしただけ」というシンプルな理由です。
オープニングの挨拶も今とは違い、なんだか可愛らしい挨拶です。
最初は2人でやっていたYouTubeですが、少しずつ友情出演としてゆうま・ひゅうが・あむぎりが動画に出るようになります。
やまとは「3人ともコムドットが有名になるために必要なメンバーだった」と話しています。
しかし、ゆうまとあむぎりは、すぐにコムドットに加入したわけではありません。
ゆうまは、当時大学に通っていたこともあり、YouTubeは趣味程度で、普通に就職をしようと考えていました。
しかし、活動を続けていく中で、お金を稼げるようになると自然にYouTubeの魅力にハマっていき、気がついたら抜け出せなくなっていたようです。
YouTube活動をしながら頑張って大学にも通っていましたが、あとわずかなところで単位を落としてしまい半年留年してしまいます。
しかしメンバーのサポートもあり、半年後無事に大学を卒業しています。
そしてあむぎりは、やまととゆうたがYouTube活動を始める前である高校2年生の頃からひとりでYouTube活動を行っていたのです。
そこで、やまとに「コムドットに入らないか?」と誘われますが、自分のチャンネルで頑張りたいという思いから、一度は断ります。
しかし、やまとは何度も誘い続け、1人で伸び悩んでいたあむぎりは「友達みんなでワイワイしてるのが楽しそうで自分も入りたくなった」と加入を決意しました。
あむぎりが加入することを初期メンバーのゆうたに内緒で、ドッキリという形で教える動画は今でも人気です↓
チャンネル登録者数推移!
2018年10月4日 | チャンネル開設初投稿☆結成☆ |
2018年12月20日 | 登録者1000人突破 |
2019年12月5日 | 登録者10万人突破 |
2020年12月8日 | 登録者50万人突破 |
2021年2月3日 | 登録者100万人突破 |
2021年6月10日 | 登録者200万人突破 |
2021年12月11日 | 登録者300万人突破 |
2022年12月27日 | 登録者400万人突破 |
5人になったコムドットですが、チャンネル登録者数も再生回数も伸びずに、苦しい日々が続きます。
やまとは、
「自分達の面白さに自信があったから、すぐに有名になると信じていた、伸びない現実が悔しかった、もっと知名度をあげないといけないと思った」
と当時のことを話しています。
メンバー全員が「一番苦しかった」と話している下積み時代ですが、コムドットは少しでもチャンネル登録をしてもらうため、原宿で ” 声かけ ” をはじめます。
毎日、ノルマを決めて自腹の電車で原宿まで行き、声をかけ続け、無視をされては傷つき、でも諦めずに続けます。
その甲斐もあって、結成して2ヶ月ほどでチャンネル登録者数を1000人まで増やします。
それからも、いろんな動画に挑戦し、伸びるものを研究し続けました。
24時間の大型企画は、コムドットの代名詞とも言われています↓
また、キャラ入れ替え企画は、さすが毎日一緒にいるだけあって、それぞれの特徴を的確に捉えていて面白いです。
このように、面白い動画投稿を重ね、活動を始めてから約3年でついにYouTuberのひとつの壁と言われているチャンネル登録者数100万人を達成します。
ここからの勢いがものすごく、半年で更に100万人増やした登録者数200万人を達成、さらに半年で100万人増やし、1年間で250万人のチャンネル登録者を増やすことに成功しました。
毎日、動画を撮っては編集し、休みもなく寝れない日々が続きます。
ましてや、何度か炎上してしまうこともあり、周りにも流石に無理ではないかと言われ続けながらも諦めなかった300万人達成までの日々は、想像を絶するくらい大変だったことでしょう。
300万人達成のYouTubeライブでは、全員が涙していました↓
絶対に目標を達成するコムドットはかっこいいですね。
YouTube以外の活動
YouTubeの活動で、忙しいなかでもコムドットはいろんなことに挑戦しています。
① 自社ブランド「Birdog」設立
2021年の4月には、自身のブランドである「Birdog」を設立し、洋服やステッカーなど様々なものをプロデュースしています。
Birdog 公式ホームページはこちら
もちろん、モデルとなっているのはコムドット本人です!
「Birdog」のTシャツは、少し値段が高めに設定されていて、生地や形をこだわり抜いたと語っています。
値段が高くても大人気で、販売後は数日で完売してしまうほどです。
② やまとが本を出版
リーダーのやまとは、人生初著書「聖域」を発売します。
本は、大反響を呼び、重版に重版を重ね、10万部でヒットとされている世界で、異例の40万部を突破しています。
やはり、頭がきれるやまとの脳内は気になってしまいますよね。
コムドットの動画でも、少し聖域の内容を知ることができます。
2022年には、2冊目の「アイドル2.0」も出版し、こちらはビジネス本ということもあり、大人の層からの人気も集めています。
③ コムドット写真集を発売
2021年の12月にコムドットの初写真集「TRACE」が発売されました。
販売前の予約の段階で重版が決まるほどの人気ぶりです。
沖縄での撮影時の動画がYouTubeに上がっていますが、とても楽しそうな素の5人が映し出されています。
今回は、素で楽しんでいる姿からかっこよくキメている姿まで、いろんなコムドットを見ることができます。
YouTubeでは見ることができないゆうまですね‥かっこいいです。
私も何件か本屋に探しに行きましたが、すでに完売している店舗が多く、入手するまで大変でした(笑)
1冊目が大好評だったこともあり、異例の早さで2冊目「JOURNEY」を出版。
通常盤とプレミアム盤があり、写真の内容は全く違うようです。
この写真集の舞台はなんとロサンゼルス!
YouTubeでは海外での撮影で、楽しんでいるコムドットをみることができます↓
④ YouTuber初の雑誌の表紙に抜擢
コムドットの人気は、雑誌でも注目されています。
人気雑誌「NYLON」の表紙を飾ったり‥
若者を中心に人気を集める「mini」の4面がコムドットで飾られていたり‥
いろんな雑誌の表紙にYouTuberが抜擢されるのは、コムドットが初です。
YouTuberの新しい道をコムドットが切り開いてくれました。
まとめ
今回は、コムドットの人気の理由についてまとめました。
コムドットは、ただ目立っているわけでなく、勢いのある人でもなく、地道に努力を重ね、戦略を考えた結果が、いま発揮されていることがわかりました。
そして、「2021年はコムドットの年だった」と言えるくらい、彼らの活躍ぶりは素晴らしかったと思います。
「日本を獲る」という夢に向かって、これからも頑張ってほしいですね!